10/23,
2022
大型モニター
55型の大型モニターを診察室に設置しました。今まで高精細モニターを読影用として使い、その画像を患者さんとその家族の方に見ていただいてきました。しかしモニター上で脳や脳血管の画像を以前のものと比較すると、画像はより小さくなり、細かいところを説明するのが難しいとと感じることが時にありました。また、疾患の説明を詳しく書いたプリントをお渡ししていますが、机の上で、手書きで補足する形となり、すべての方に説明がきちんと伝わっているのか不安になることもありました。私の「熱意の空回り」で十分に理解できず帰宅される患者さんを一人でもなくすためにいろいろ考えてきましたが、この大型モニターはその答えの1つです。画像はかなり大きくなり、患者さんも、その家族の方もきちんと見ていただけていることが私にも容易にわかります。説明シートもモニターでスライドをお見せし、理解されているかどうかの反応を見ながら、補足説明が容易にできるようになりました。導入して3か月ほど経ちましたが、患者さんとその家族の方の評価は上々です。今後はより分かりやすい説明スライドをさらに増やすことにも注力してゆきます。