脳神経外科 ふくおかクリニック

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運動の薦め

下手くそですが、月に4-6回ほどゴルフをします。カートには乗らず歩きます。1日中座っての仕事ですので、体力低下を少しでも食い止めるためにも歩くのが必要と感じています。今回は歩くことで認知症の予防につながるということをお話ししようと思います。脳の神経細胞は新たに入れ替わることないと以前は考えられてきましたが、海馬という新たな記憶をためる部位で、神経細胞が新たに生まれ、入れ替わっていることがわかってきました。この細胞の新生に運動が深くかかわっています。マウスの実験でたくさん運動したマウスで神経細胞の新生や生存に必要な栄養因子であるBDNF(脳由来神経栄養因子)の分泌量が増えることが示されました(Cotmanら2002)。また、高齢者で有酸素運動の続けた群の1年後の海馬の大きさが増えた調査結果もあります(Ericksonら2011)。最近、Eテレ(NHKの教育番組)の又吉さんの出るヘウレーカという番組で、筋肉ブームを取り上げていましたが、その中で筋肉運動がBDNFを増やすと結果を紹介していました(Maekawaら)。脳と体はネットワークでつながっている証拠ですね。アメリカの精神科医のレイティ医師は著書「脳を鍛えるには運動しかない」の中で、ネーパーヴィル高校の生徒(1万9千人)が授業前にトレーニングを継続したところ、全国一健康となり、成績も目覚ましく向上したことを詳細に述べています。私は11月から、ゴルフのシーズンオフで歩かなくなり、その代わりに毎朝クリニックのランニングマシーンで、速足で15分ほど歩くことを始めました。以前はたまに夜していましたが、誰もいなくなった夜に一人歩くのは少し寂しかったのですが、それも解消しました。出来ることから始めるのがいいようです。テレビのコマーシャルの間だけ、足踏みすというのも良いのではないでしょうか。

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